FX取引を始める上で、基本的な用語を理解することは非常に重要です。ここでは、FX取引で頻繁に使われる主要な用語について説明します。
- ピップス (Pips)
- 定義:為替レートの最小単位のこと。通常、通貨ペアの下4桁目の変動を指す。
- 例:USD/JPYが100.00から100.01に変動した場合、0.01ピップス(1ピップス)の上昇となる。
- スプレッド (Spread)
- 定義:売値と買値の差額のこと。FX業者の利益となる。
- 例:USD/JPYの売値が100.00、買値が100.05の場合、スプレッドは0.05ピップスとなる。
- レバレッジ (Leverage)
- 定義:少ない資金で大きな取引ができる仕組み。ただし、リスクも同時に大きくなる。
- 例:レバレッジ10倍で1万円の証拠金を預けた場合、10万円分の取引が可能になる。
- ロスカット (Loss Cut)
- 定義:損失を一定の水準に抑えるために、自動的に取引を決済する仕組み。
- 例:証拠金の20%までロスカットレベルを設定した場合、損失がその水準に達すると自動的に取引が決済される。
- スワップポイント (Swap Point)
- 定義:金利差によって生じる差損益のこと。高金利通貨を買えば受け取れ、低金利通貨を買えば支払うことになる。
- 例:USD/JPYでは、米ドルの金利が日本円より高いため、米ドルを買うとスワップポイントを受け取ることができる。
これらの用語は、FX取引を行う上で頻繁に使われるものです。各用語の定義を理解し、具体例を通じてその意味を把握することで、FX取引に関する理解を深めることができるでしょう。
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