MetaTrader 4 (MT4)の使い方
MetaTrader 4 (MT4)は、外国為替取引 (FX)やCFD取引において広く使われているトレーディングプラットフォームです。初心者からプロまで、多くのトレーダーに愛用されています。ここでは、MT4の基本的な操作方法、チャートの見方、注文の出し方、インディケーターの設定方法について解説します。
MT4の基本的な操作方法
MT4を起動すると、メイン画面が表示されます。画面上部にはメニューバー、左側にはナビゲーションウィンドウ、中央にはチャートウィンドウ、下部には取引情報ウィンドウがあります。ナビゲーションウィンドウでは、取引対象の通貨ペアやインディケーターを選択できます。チャートウィンドウでは、選択した通貨ペアのチャートが表示されます。
他のプラットフォームと比較すると、MT4は直感的で使いやすいインターフェースが特徴です。ドラッグ&ドロップで簡単にチャートの配置を変更できるほか、右クリックメニューから各種設定にアクセスできます。
チャートの見方
MT4のチャートは、時間軸(時間足)を選択することで、さまざまな時間スケールで表示できます。よく使われる時間足は、1分足、5分足、15分足、1時間足、4時間足、日足などです。チャート上では、ローソク足やラインチャートを選択でき、テクニカル分析に必要なサポートラインやレジスタンスラインを描画することもできます。
注文の出し方
MT4では、チャート上で直接注文を出すことができます。チャート上で右クリックし、「新規注文」を選択すると、注文画面が表示されます。注文画面では、取引量(ロット数)、注文種類(成行、指値、逆指値)、損切り・利食いの設定などを行います。注文を確定すると、取引が実行されます。
インディケーターの設定方法
MT4には、多数のテクニカル分析インディケーターが内蔵されています。インディケーターを使用するには、ナビゲーションウィンドウの「インディケーター」からインディケーターを選択し、チャートにドラッグ&ドロップします。インディケーターのパラメータは、プロパティウィンドウで設定できます。
MT4は、カスタムインディケーターの作成にも対応しています。MQL4プログラミング言語を使って、独自のインディケーターを開発することができます。
以上、MT4の基本的な使い方について解説しました。MT4を使いこなすことで、効率的なトレーディングが可能になります。ただし、MT4は高機能な分、初心者にとってはやや複雑に感じられるかもしれません。まずは基本的な操作に慣れることから始めましょう。
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